ぽんすけ夫婦は2つのクリニックで人工授精を受けました。
今回は人工授精を行うにあたっての受診についてや、実際に受けたときの痛みについてお話します。
人工授精とは?
そもそも人工授精とはどのような方法なのでしょうか?
人工授精とは
排卵予定日ごろに調整した精液を子宮へ直接注入する方法
簡単に言うとこんな感じ。
調整した精液とは
- 精液を遠心分離し、生きている精子と死んでいる精子や奇形の精子に分ける。
- 生きている精子を洗浄する。
いわゆる少数精鋭にするといった感じ。
これをすることで液量は減りますが、濃度や運動率が格段に上がる場合が多いです。
子宮へ直接注入するとは
細い管を膣から子宮の入り口に入れ、子宮内に精子を注入する
私が経験した人工授精はこのような手順でした。
※病院によって異なることがあります。
通院回数や当日の流れは?
〈通院回数〉
だいたい4~5回
※卵胞の育ち具合によって回数は変動
通院タイミング | 診察内容 |
D1~D5の間に1回 | 正常に生理が来ているか確認し、卵子を育てるための黄体ホルモンを処方 |
D13~D15ぐらい | 卵胞の大きさと内膜の厚さを確認し、人工授精する日を決定 ※ここで大きさや厚さが不十分だと注射等をする ※もう一度受診することがある |
D15~D17ぐらい | 人工授精 |
D22~D25ぐらい | きちんと排卵しているか、子宮内に傷や腫れがないか確認 |
この後は生理が来たらD5までに再度受診、生理予定日より1週間過ぎても生理が来なければ妊娠検査薬をやることになります。
〈当日の流れ〉
※クリニックによって異なります
時間 | 内容 |
予約の3時間前~1時間30分前 | 自宅もしくはクリニックの採精室で採精する |
予約の1時間前 | 採精した精液をクリニックに提出し、クリニック内で待つか外出する ※精子を調整する |
予約時間 | 人工授精実施 |
人工授精実施後 | 注射を打ったり、薬の処方を受ける お会計をして帰宅 ※15分ほど横になるクリニックもある |
痛みはあるの?
人工授精をする際の痛みについて、私の体験談をお話します。
最初に受診した婦人科では痛みは特にありませんでした。
あっという間に終わるので、「あれ?もう入ったの?」と思うほど(笑)
しかし
転院先の不妊治療専門クリニックでは毎回痛みがありました。
子宮の入り口に細い管を入れるときに、「ツンッ」と痛みを感じました。
でもきちんと奥まで管を入れてくれているのがわかりました。
痛みを感じたときは必ず少量の出血もありました。
人工授精の通院回数や当日の流れは人によって、クリニックによって違いがあります。
必ず通っているクリニックの方針に従ってください。
ぽんすけ夫婦の経験が参考になれば嬉しいです♪